「給食マニアな神野ゴウくんはすごく変わり者の男の子なんですが、マコちゃんはそんなゴウくんに恋をしている、相当な変わり者の女の子です(笑)。素直で、一途で、ちょっと天然っぽい発言をしちゃう女の子です」
「神野くんのことが好きな女の子なので、自分の台詞がないところでも神野くんを目で追っていたり、目線を意識していました。恋をしている女の子がどういう行動するのかというのは、恋愛系の作品を参考にしながら演じていました」
「市原さんは私にとって大先輩で、とても尊敬している役者さんです。市原さんは、給食をおいしく食べるために、お昼のケータリングを食べずに撮影に挑んでいたり、撮影の合間には、ずっと監督と台本を見ながら話し合っていました。その姿を見てすごく勉強になりましたし、そのプロ意識を私も見習っていきたいと思いました」
「やっぱり市原さんが給食を食べているシーンです。市原さんは、本当においしそうに給食を食べていましたし、給食の前にみんなで校歌を歌うシーンでも、すっごく楽しそうに歌っているんです。あとは、スタッフさんたちのことも印象に残っています。給食をシーンごとに入れ替えてくれたり、私達が休憩している間にも給食の準備をしてくれていて、すごく頑張ってくださっていました。だから本当に、スタッフさんたちにはずっと感謝していました」
「私が通っている学校でも給食は出ていますが、まずお皿が全く違いますね。撮影ではアルミのトレーとお皿でしたが、今はプラスチックや白い陶器のお皿を使っています。もちろんメニューも違うんですが、一番衝撃を受けたのは、鯨の竜田揚げです!普段食べないものが出てきたのでビックリしました。あとは、今は牛乳は紙パックで出てきますが、個人的には瓶の方が口触りが冷たくておいしく感じるので、瓶で出ていた昔が羨ましいなって(笑)。昔はパンがメインでしたけど、今では白米が主流でパンの日は少ないぐらいなので、とにかくいろいろと違いがあるんだなと思いました」
「小学校の頃に出ていたケロケロ揚げパンです!うぐいすきな粉という緑色のきな粉がかかっている揚げパンなんですが、味もおいしいし、食べ終わったあとに口の周りが緑になってしまって、その話題で盛り上がるのも楽しいんです(笑)。あと、最近では、抹茶プリンもお気に入りです」
「台本を読んだだけでもウルッときていたんですけど、ドラマ版からは想像ができないストーリー展開もそうですし、市原さんと佐藤くんの演技にも感動しました。あとは撮影への懐かしさもあって、3回ぐらい泣きました(笑)。甘利田先生と神野くんの間に、友情というか、他の人にはわからない絆が生まれたのも素敵だなと。もちろん、私や他のクラスメイトも頑張っているので、いろいろなところに注目して観ていただけたらうれしいです!」
「演技をするという楽しさはもちろん主体にありますが、このお仕事の楽しさは、いろんな人に出逢えることです。作品に関わらせていただくことで、共演者の方々、スタッフの方々、作品の関係者の方々と出逢えますし、その出逢いの中で、いろいろな関係性を作っていけるなと。先輩方からは学ぶことがたくさんありますし、年が近い共演者の子たちとは友達にもなれます。この人と出逢えて良かったと思える出逢いをたくさん経験できるので、すごく楽しいです」
「役はいただけるならどんな役でもやってみたいんですが、実は悪役をやってみたいんです。私は地声が低いので、昔はそれで悩むこともあったんですけど、今はそれを活かした役をやってみたいなと。ヒロインのライバル役とか!視聴者の方々が、見ていてイラッとしてしまうぐらいの役をやりたいです(笑)。イラッとさせることができるのは、ライバル役の方の演技が上手いからだと思うので、観てくださる方をムカつかせる演技ができる女優さんになりたいです!(笑)あとは、自分が誰かを目標にするのではなくて、誰かに目標としてもらえるような女優さんになれたら。そのためにもいろいろな役をやって、たくさん経験を積んでいきたいです」
Writing:makie enomoto
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