清井咲希「今って、すごく便利なケータイやパソコンなどデジタルの時代ですよね。コミュニケーションも、メールやSNSなどで取ることが増えていると思うんです。でも文字だけだとわからへんこともあって、伝わらへん気持ちやったり、表情が見えへんから相手がどういうことを感じているのかがわからなくて、本当に伝えたいことが上手く伝えられへんかったりすることもあると思うんです。あと、文字だけだとそっけなく感じたりして、絵文字のアリとかナシでも変わってくる。この曲には、そんな時代やけど面と向かって目を見て話そう、もっともっと直接会って話そうっていうメッセージが込められています。みんなが、もっと友達とかとちゃんと会って話す機会が増えたらいいなって」
堀くるみ「最近はSNSのトラブルというか、SNS上で悩みのタネが出来てしまう人が多いんじゃないか、と。”あるある”じゃないですけど、きっと誰もが経験したことがあるであろう、最近の若者の悩みを元に考えてくださったって聞きました」
清井「私達もその世代のど真ん中。みんなスマホで連絡を取り合っているし、スマホの中だけで話が進んじゃって、スマホを持ってへん子とかはわからへんみたいなこともあったりするので、結構等身大の歌詞やなって思う。等身大やから伝えられる、歌える曲なんじゃないかなって思いました」
堀「こういうことを、うちらの曲にしてくれたことがほんまに嬉しい」
根岸可蓮「ほんまやなぁ」
根岸「歌詞にもタイトルにもあるけど、この「Digital Native Generation」。これは”生まれた時からネット時代”っていう意味なんですけど、それを聞いた時に、平成生まれの方はみんな生まれた時からそうなんやなって改めて思いました」
堀「だから結構身近に感じます」
根岸「ケータイがなかった時代は、今よりももっと人と直接話す機会があったと思うんです。今はSNSでやりとりする時代になって、でも自分たちの年代にとってはこれが主流で。すごく便利でほんまにいいなと思うんですけど、私としては、昔のように楽しく会話するっていうのを広めたいなって思いました」
彩木咲良「私は、「文字の先には人がいるんだ どんな顔で泣いているかも見えない」っていうところがグサッときました。でも逆に、顔が見えないから伝えられる言葉もあると思うんですよ」
彩木「はい。そういういいところもあると思うけど、それが当たり前になって、エスカレートしていくと「顔が見えないんだし、いっか」って思って送っちゃう言葉もあると思うんです。直接顔を見ていたら、絶対に言わないようなことも。そう考えると、なんだかリアルやなぁってめちゃめちゃ思いました」
春名真依「絵文字があるとかないとかで、全然印象が変わっちゃうのは怖いなって思う。顔を合わせていれば、相手がどういうテンションで喋ったり聞いたりしてるかわかるじゃないですか。でもSNSとかで、絵文字のない文面で来たからこっちも真剣に返したら「いや、冗談やで」みたいなこともあったりして。便利な分、怖さもあるよね」
彩木「うんうん」
春名「あと「ブロックするように君を簡単に失いたくない」っていう歌詞もすごく好きで。ちょっと、ネットと現実の境目があやふやになってるんかなって思うんです。ポンと押すだけで一方的にその子との繋がりを断ってしまうって、実際の人間関係はそうはいかないですよね。でもその一方では、人間関係だって些細なひと言で切れてしまうっていう危うさもあったりして」
清井「普段は共同生活をしているんですが、たまにそれぞれ実家に帰ったりした時でも、楽しいとか面白いと思ったことを共有したくて、グループラインに送ったりしてます」
彩木「些細なことであっても、その楽しい会話が履歴として残るじゃないですか。何回も見直すことができるっていうのは、いいなって思う」
清井「思い出として残るのはすごいいいよね。みんなめちゃくちゃ面白いこと言ってくれるんで、元気ほしいなって時に見返して1人でニヤニヤしたりしてます(笑)」
清井「爆発してると思う(笑)」
春名「レスポンスがめっちゃ早いし」
彩木「マネージャーさんとのグループラインで衣装について質問された時も、みんなで大喜利が始まっちゃって」
堀「とりあえず全員ボケるっていう(笑)」
彩木「リーダーが一番ボケてますよ(笑)」
堀「何かアイデアが欲しいって言われた時、とりあえず初めは真剣に考えるんですけど、1人がボケたことを言うとそれよりも面白いやつを出さないとみたいな空気になっていくんですよ」
根岸「マネージャさんもボケるし(笑)」
清井「最後は結局なんの話やったん!?みたいなことになる」
春名「なかなか出会えへん仲間やなって思いますね。一生の間で、出会えるか出会えへんかぐらいの確率やと思うんで」
彩木「今、メンバーと出会って何日目みたいなのをカウントできるアプリを使ってるんですけど、年数よりも、意外と日数にしたほうが重みを感じるんですよね。こんなに経ってるんやなって、ちょっと浸ってしまいました」
春名「はい。レインボーの“7”年」
堀「今年は今までにない試みも色々やってるし、やっぱりアニバーサリー感はありますね。虹家族さん(たこ虹のファンの呼称)からもお祝いの言葉とかたくさんいただいてるし」
春名「そうそう。離れている場所からもすぐに反応してくれたりして、嬉しい」
彩木「絵をSNSに貼ってくれてたりすると、めちゃ愛されてるなって実感しますし」
堀「その上で、握手会とかに来て直接気持ちを伝えてくれたりすると、より嬉しく感じるというか」
堀「そうなんですよね。その人のテンションとかわかるし、気持ちがより伝わるから」
根岸「私たちの気持ちとかもね」
清井「そうやって顔を見てコミュニケーションを取るのって、大事やなって思います」
春名「スターダストですから(笑)」
堀「コメディ女優な(笑)」
根岸「コメディ(笑)」
堀「(笑)。今回はちょっとコミカルな感じに仕上がってるんですよ」
彩木「今の世の中にありがちな、ちょっとシリアスな問題を取り上げているんですけど、それを私たちが大げさに面白くやることで、より伝わるし見やすいものになったんじゃないかなって思いました」
堀「色んな伏線とかもあるんで、見どころが多いと思う。あと、それぞれのメンバーの表情とか!」
春名「あの食べ物のシーンは、意外とライトが強くて置いていたアメちゃんが溶けたりしてね。あと、机の上のたこ焼きも時間が経つにつれてだんだん黒くなっていってるんですよ(笑)」
彩木「どういう順番で撮ったかとか、たこ焼きの色でわかるかも(笑)」
堀「そうなんです!私達、実は天使だったんです(笑)!」
彩木「羽のない天使ね」
春名「でもほんまにそう思ってもらえたら嬉しい(笑)」
根岸「この曲はテーマが天使なので、振りも、天使の輪っかを作ったりするところがあるんですよ。めっちゃ可愛い曲なので、これからステージで披露する時の反応が楽しみです」
堀「みんなが真似してくれたら、みんなも天使。みんなで世界に幸せを届けるっていうね。…あ、今作りました(笑)」
根岸「それ言わんでいい(笑)。台無し、台無し(笑)」
春名「(笑)。私達関西のグループなので、結構わちゃわちゃ系とか賑やかな曲が多かったから、見てくれてる人達にもそういうイメージがまずあると思うんです。だから今回は、この曲でギャップを楽しんでもらえたらなって思います」
堀「これは5人になって最初の曲。若いっていうイメージが強かったけど、あれからいろんな曲もやらせていただいて振り幅も大きくなったから、今の私達にもっとフィットする感じのアレンジにしてもらえたら、ライブの雰囲気もガラッと変わるかなって思惑もあってお願いしました」
春名「みんながずっと、この曲を好きで盛り上げてくれてきたおかげやなって思います」
清井「「なにわンダーランド」は冬の恒例のライブ。サーカスとかティーパーティーとか毎回世界観を決めてやっているので、今回はどんなテーマになるのかぜひ楽しみにしていてください」
春名「「西日本アイドルフェスティバル」は、このステージだけでしか見れへんレアなステージングもあったりね」
根岸「今年はSHACHI姉さんも来てくれるんですよ。楽しみでもあり、勉強にもなるなって思います」
堀「いっぱい笑わせていただこう(笑)。そんな感じでぜひ2019年はたこやきレインボーと一緒に締めましょう!」
彩木「そして来年に向けて、ググッ⤴️とアゲていきましょう!」
Writing:山田邦子
SINGLE
10月23日(水)リリース
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