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人気童話シリーズ『おばけずかん』が山崎貴監督で実写映画化。映画『ゴーストブック おばけずかん』として7月22日(金)に公開される。不思議な世界へ迷い込んでしまう子どもたちの仲間の一人である少年、工藤太一を演じる柴崎楓雅に、撮影中のエピソードや見どころについて聞いた。

また桧吏くんたちと冒険したい!それぐらい楽しくて思い出に残る作品です

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―― 柴崎をはじめ、オーディションで、城桧吏、サニーマックレンドン、吉村文香らメイン出演の子どもたちが選ばれた。本作に出演が決まったときの印象は?

「桧吏くんとは以前『約束のネバーランド』という作品で共演させてもらって、この作品の3次オーディションで一緒だったんですけど、ものすごく安心して、桧吏くんとまた一緒にお芝居がしたいと思いました。このときサニーもオーディションで一緒になって、この子はすごい!と思いました。やる気が伝わってくるくらいオーラがあって、一緒に受かってお芝居ができたらいいなって。結果、3人とも合格することができたのでものすごくうれしかったです。そのあと、文香ちゃんの出演が決まって、4人でがんばりたいと思いました」

―― 4人はすぐに仲良くなったという。

「桧吏くんがやっているゲームを一緒にやったり、みんなで話すうちにすぐに仲良くなりました。男子3人と女子1人で、男子3人のときと文香ちゃんが混じったときの空気感が変わるかなと思ったんですけど、実際はそんなことはなくて、4人でいつも楽しく喋っていました。3人とはリハーサル期間から撮影まで、約4ヶ月一緒にいたので、本当の親友のように過ごせた毎日が僕の宝物です。主演の桧吏くんは、文香ちゃんやサニー、僕の大切なシーンだから本読みしようって言ってくれたり、自分のシーンでも、みんなに付き合ってほしいって声をかけてまとめてくれて、すごくありがたかったです」

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―― “大人が知らないベストセラー”として、全国の小学校の図書室でなかなか借りることが出来ないという人気童話シリーズ『おばけずかん』。日常に潜むおばけと出会ってしまった時の対処法を教えてくれるユニークなストーリーで人気を博している。脚本を読んだ印象は?

「桧原作の「おばけずかん」は、小学生のときに図書館でよく読んでいた大好きな本で、台本を読んだときは、自分の好きな物語が映画になることにまず感動しました。物語もとても面白くて、台本の中のいろんなシーンを、こういう風になるのかなーって想像しながら読みました。小学生のときは、“今日はなんのおばけずかんを読もうかな”ってワクワクしながら借りていたので、脚本を読みながらもずっとワクワクしていました」

―― 太一についての印象、役作りで大切にしてたところは?

「山崎監督から、太一は大人を信じていない、世間をなめている男の子だと教えていただいたので、大人に対して反抗的な態度をとることをまず意識しました。瑤子先生に対しても『瑤子先生』とは言わずに『とりま先生』とか別の言い方をしたり。でも、友達に対しては違っていて、すごく友達思いで自分が率先して前に出ていき、みんなを守ろうとします。太一が誰よりも早く前に出ていくところを意識して、空き時間に4人でいる時も、みんなに声をかけて誘ったりしていました」

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―― 自分と似ているところはあるのだろうか。

「元気で人見知りをしないところですね。太一は誰に対しても壁がなくて、瑤子先生と初めて会ったときもすぐ話しかけるんです。あと、似ているのは、すぐ前に出るところです。僕の場合は、ゲームをやっていてもすぐ前に出ていってやられてしまうタイプなので、そこは似ているなと思います(笑)。運がいいときは、前にすぐ出ることでどんどん敵を倒せることもあるんですけどね(笑)」

―― ピンをとめた長めのヘアスタイル、ファッションが印象的だ。

「洋服は用意していただいた中から選んでいいと言っていただきました。僕自身、派手な色が好きだというのもありましたし、太一の性格を考えて目立つ色にした方がいいと思って選びました。桧吏くんが演じる一樹は、いざというときはリーダーシップを発揮するけど、普段はおとなしい性格の男の子なので白い服、逆に僕が演じる太一はぐいぐいと前に行くタイプなので、赤になりました。ヘアスタイルも長めなのでピンでとめて、そこも太一の個性になったかなと思います」

―― VFX撮影がメインとなる本作。苦労した点、楽しかった点は?

「本番の撮影前までは、スタッフさんが『おばけたちはここにいるから』って置物や目印になるものを置いてくださったんですけど、いざ本番になると本当に難しくて(笑)。これでいいのかなって思いながらの撮影でした。でも、僕は高いところが大好きで、吊られて撮影することが多かったので、楽しさもありました。雲梯(うんてい)というおばけにつかまって空を上るシーンでは、クレーン車で空に吊られて、撮影が終わった後、あまりの楽しさに桧吏くんと顔を見合わせながら、『わーっ』て叫びました(笑)。それを見てサニーがいいなぁって(笑)。怖さは一切なくて、できることならもう一回やりたいです。難しくて悩んでしまったこともあるんですけど、その時は新垣結衣さんがアドバイスをしてくださったので乗り越えることができました。同世代の桧吏くんも引っ張ってくれたし、監督も毎日必ず僕たちのところに来てくださってほんとにいろんなことを教えてくださったんです。監督や共演者のみなさんのおかげで、たくさんのことを勉強できたなと思います」

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―― この作品での経験は、今後に生かせそうだという。

「VFXが中心の世界観だったんですけど、その場ですぐVFXを作ってこういうおばけが出てくるよって教えてくださったので、お芝居をする上でも助けになりました。サニーが一反木綿(いったんもめん)に乗るシーンも、VFXでこうなるって見せてくださったり、勉強になりました」

―― 本作にたくさんの個性豊かなおばけたちが登場するが、柴崎が一番好きなおばけは?

「全部いいなって思うんですけど、特に好きなのは身代わりおばけです。桧吏くんがどんどん小さくなっていくのが面白いなと思いました(笑)。おばけの声を演じる声優さんもみなさんすごい方達で、その点でも楽しめると思います」

―― おばけを相手にたくさん活躍を見せる太一。その中で特に見て欲しいのは?

「山彦(やまびこ)と戦うシーンは太一が大活躍するので、もちろん頑張ったんですけど、百目(ひゃくめ)のシーンはが個人的にお気に入りです。百目のシーンは時代劇調で、サニーが玉ねぎをぶんぶん振り回しているのも面白くて。初号試写を見終わった後、すぐに山崎監督のところに駆けつけて、百目のシーンが面白かったですって伝えたほど大好きです。あ、でも、百目だけでなく、僕はいろいろなおばけに突進していくので、楽しみながら見ていただきたいです(笑)」

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―― 瑤子先生を演じる新垣結衣との共演の感想は?

「新垣さんは本当に優しい方でアドバイスもたくさんしていただきました。撮影でNGを出してしまったときに『すみません』『ごめんなさい』って、僕が言っていることを新垣さんは気づいて『楓雅』って呼んでくださって、『そういうときはごめんなさい、すみませんではなく、ありがとうございますとかもう一度お願いしますって伝えた方が、周りの人たちは自分たちも頑張ろうと思ってくれるよ』って言ってくださって。この言葉は今でも大切にしていますし、これからずっと僕の心に残っていくと思います」

―― もし自分の前に図鑑坊が現れたらどうするのだろうか。

「『映画と同じようになっちゃったよ』と言いながら、桧吏くん、サニー、文香ちゃんにとりあえず連絡をしますね(笑)。お願いごとは、子どもたち4人と新垣さんの5人でまた共演をして、一緒に冒険をしたいと伝えます。それぐらい最高に楽しかったですし、思い出深い作品です」


Writing:杉嶋未来

インフォメーション

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(C)2022「GHOSTBOOK おばけずかん」製作委員会

MOVIE

『ゴーストブック おばけずかん』

7月22日(金)公開


『STAND BY ME ドラえもん』シリーズなどの山崎貴が監督や脚本などを手掛け、童話シリーズ「おばけずかん」を実写化。ある学校では、夜中に子供たちの枕元に現れる、白い布をかぶったおばけのうわさで持ちきりだった。どうしても叶えたい願いがある一樹(城桧吏)たちは、どんな願いもかなえてくれるという「おばけずかん」を探す。一樹と臨時教員の瑤子先生(新垣結衣)たちは、あやしい店主(神木隆之介)が営む古書店で図鑑を手に入れるが、店から外に出るとそこは別世界になっていた。『都会のトム&ソーヤ』などの城桧吏が主人公を演じるほか、柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香、神木隆之介、新垣結衣らが出演する。

▼公式サイト
https://ghostbook-movie.toho.co.jp/



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