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未来のスターを発掘する「芸能1部モデルオーディション」。昨年、第3回が行われ9名が合格し、現在は演技やダンスレッスンに励んでいる。今回、その中から女性3名にオーディション当日の心境や将来の夢を語ってもらいました。

第3回芸能1部モデルオーディション合格者INTERVIEW

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―― ここ数年、子役たちがドラマを盛り上げているといっても過言ではないほど、子役ブームだ。さらにバラエティに富んだアイドルの出現で、小学生のなりたい職業ランキングでもアイドルや芸能人が上位にくるほど。今回、インタビューに答えてくれた3名も将来のスターを夢見てオーディションに挑んだ。では、そのきっかけとは?

荒川ひなた「ドラマや映画を観ることが大好きで、私も女優さんになりたいなと思いました。お母さんに、女優になるにはどうしたらいいの?と聞いたら、まずは芸能事務所に入ることだと教えてくれたので、オーディションを受けようと思いました」

成宮しずく「ドラマを見ていたらとってもきれいな人がいて、吸い込まれそうだったんです。お母さんにこの女優さん誰?と聞いたら中谷美紀さんよと教えてもらい、同じ事務所に入りたいと思ったのがきっかけです」

古城蛍月「ももクロが大好きで、私も歌ったり踊ったりしてみたいなと思いました!」

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―― 大人でも面接の類は緊張するもの。たくさんの大人に囲まれたオーディション当日はどんな気持ちだったのでしょうか。

荒川「大阪に住んでいるので、前日、夜行バスで東京に向かいました。バスの中ではうまく話せるかな、特技披露はちゃんとできるかなとドキドキして不安もありました。当日も会場に入ってから緊張で頭が真っ白になっちゃいました」

成宮「オーディションのことばかりずーっと考えていたら前日に熱が出てしまったんです。当日は元気になりましたが、会場に着いたら周りが可愛い子ばかりでとっても不安になりました。でも、お母さんが『しずくも可愛いから大丈夫だよ!』と応援してくれたので少し緊張がとけました」

古城「私もみんなと同じように緊張してドキドキしていました。しずくちゃんが話しかけてくれて、待っている間におしゃべりできたのでドキドキが少しおさまりました」

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―― それぞれ、どんな特技で自己アピールをしたのでしょうか。

荒川「4歳から習っているバレエを踊りました。発表会のつもりで踊ったら緊張せずに楽しくできました。ダンスを披露する人たちが多かったので、違いを出せてよかったと思いました」

成宮「妖怪体操第一を踊りました。審査をする人はひとりだと思っていたので、オーディションの部屋に入って10人くらいいてビックリしたのですが、練習通りに楽しく元気にできました!」

古城「絵を描くことが得意なので、家で描いてきたお姫さまの絵を見せました。3日くらいかかって一生懸命描きました! ほかの人たちは踊ったりしてすごいな~と思いました」

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―― 約1500人の中から合格を手にした3人。その知らせはお母さんから聞いたという。

荒川「お母さんが電話で『ありがとうございます』と言っていたので、何かいいことがあったのかなと思ったら、オーディション合格の知らせでした。そのときは嬉しくって涙が出ました」

成宮「受かったよと聞いたときは感動して声をあげて喜びました」

古城「嬉しくってガッツポーズしちゃいました」

―― オーディション合格がスタートライン。これからモデルや女優への道を進んでいくことになる。将来、どんな仕事をしてみたいのか聞いてみた。

荒川「刑事ドラマに出てみたいです。もちろん犯人を捕まえる刑事役で、取り調べとかしてみたいですね。演技はまだまだなので、レッスンを頑張りたいです。女優さんになることも夢ですが、雑誌の専属モデルにもなりたいと思っています。『ニコ☆プチ』を読んでいて、永野芽郁さんに憧れていたんです。同じ芸能1部なので、永野さんのようになれたらいいなと思っています」

成宮「憧れの中谷美紀さんとドラマで共演したいです! 時代劇をやってみたいな。洋服も好きなので、どんな服も着こなせるスーパーモデルも目指したい!」

古城「雑誌やカタログで大きく取り上げられるようなモデルになりたいです。ドラマや映画にも出てみたいし、ももクロのように歌って踊れるアイドルになることも憧れです。今は、いろんなことがやってみたいです」

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―― 女の子らしく、3人ともファッションが大好き。今日の服もとっても似合っている。

古城「今日はお母さんが選んでくれました。白いワンピースが女の子らしくてお気に入りです。普段、学校に行くときは動きやすいものが多いけれど、可愛い服を着ると嬉しくなります」

成宮「私は黒と白が好きで、学校の友達からは『セクシー』って呼ばれているんです(笑)。スカートが好きだけど、お母さんが選ぶと動きやすいパンツになりがちです」

荒川「このワンピースが着たいなと思って選んだのは私ですが、ブラウスとの組み合わせを考えてくれたのはお母さんです。普段もお母さんに相談しながらコーディネートを考えています」

―― 古城は小学2年生になったばかり。成宮は3年生、荒川は5年生ながらそれぞれ受け答えがしっかりしている。普段はどんな女の子なのだろうか。

荒川「自転車で遠くまで行くことも好きだし、外でもよく遊びます。ダックスフンドを飼っていて、休みの日は散歩に行ったりもします。学校では体育と図工、音楽が好き。読書は漢字もたくさん覚えられるし、色々と知識が増えていって、お仕事にも活かせると思っています」

成宮「ピアノを1年生から習いはじめて、毎日練習しています。発表会もあって緊張するけど、楽しいです。ピアノを習うきっかけは足が速くなると聞いたから! ちょっと速くなったと思います。友達と鬼ごっこをしたり、お兄ちゃんとバドミントンをしたりして遊ぶことも好きです。学校の教科では体育と国語が得意ですが、国語は難しいなと感じることもあります」

古城「家では絵を描いたり、弟となわとびをしたりして遊んでいます。エイサーを習っていましたが、今はお休み中。書道を習いはじめて、字を書くことが今は楽しいです。体を動かすことが好きなので、体育は得意なほう。図工も好きで、粘土で動物や果物を作ったりしました。今はフラダンスを習いたいなーと思っています」

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―― これからオーディションを受けようと思っている人たちに、自分たちの経験からひと言ずつアドバイスをもらった。

荒川「たくさん人がいて緊張するけれど、恥ずかしがらないことかな。でも、まずは笑顔であいさつすることが大切だと思います」

成宮「私も心臓が止まっちゃうかと思うほど緊張しました。いつも通りにお話しできたらいいですよね。一緒にオーディションを受ける人たちと話をしていると気持ちが少し楽になるのでいいと思います」

古城「自己アピールはたくさん練習していきました。緊張しても練習していれば、ちゃんとできると思います」





Writing:岩淵美樹

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