田中雅功「今までは、片思いなどをテーマに歌うことが多かったんですけど、今回は初の“ごめんねソング”。今までより気持ちが理解できる分、難しいかなと思いながらも、楽しめる曲にしたいなって。喧嘩しちゃって素直になれない人が聞いて、結局は“ごめん”って言える、いい方向にいける曲なんじゃないかと思います」
髙田彪我「この曲のタンバリンも全部自分で叩いているのですが、マイクの位置とかを調整するのが結構難しかったです」
田中「ポイントはおばけダンスですね。EBiDAN KiDSのおばけダンサーズがすごく可愛くて、ギリギリまでダンスの練習をしているのを可愛いなって思いながら見てました。本番で踊ることはなかったですが、僕たちも練習に参加したりして…」
髙田「やっぱり、あのおばけダンスは、おばけダンサーズがやるから可愛かったんだと思いました(笑)」
田中「あと「未来になって後悔したくない」っていう歌詞のシーンで監督さんから「手は普通に動かして、歌はゆっくり歌って」って言われて、撮影の時はどんな映像になるかわからなかったんですけど、完成したものを見ると早送りになっていて、動きが面白いんです。「なるほど」って思いました」
髙田「ミラーボールの存在感だったり、セットもすごく可愛くて。今回新しいことにもいろいろ挑戦できて、完成したミュージックビデオは全部気に入っています。点数つけると120点です!!」
田中「全国47都道府県を回ったフリーライブ「菌活の旅」でその土地出身の方の曲をカバーしていて、最終日の東京でEvery Little Thingさんの「fragile」をカバーさせていただいたのですが、今回初めてカバー曲としてCDに収録させていただきました」
髙田「オリジナルの楽曲に自分たちなりのアレンジも加えるので、すごく難しかったです」
田中「一番最初に「菌活」をしたのが秋田県で、BUMP OF CHICKENさんの「天体観測」をカバーしたんですけど、僕らの中ですごく思い出深い曲なので、また機会があればカバーしたいです」
髙田「両親がきっかけで昔の曲を聞く機会も多いのですが、昔の曲は今の曲調とは違ってすごくカッコイイ。聞くだけで勉強になります。いずれは昔の曲もカバーしてみたいと思います」
髙田「メロディーラインが特徴的で音が上がったり、下がったり、そこが取りづらくて大変でした。でも、すっと気持ちよく歌えた時は嬉しかったです」
田中「普通の曲は1番にAメロ、Bメロがあって、2番にもAメロ、Bメロがあると思うんですけど、この曲はA、Bメロが1回しか出てこなくて、全部でEメロまであるんです。展開が多い曲で同じメロディを繰り返すのがサビしかないので、セクションごとに歌い方を変えるのは難しかったけど、ポップなリズム感のある曲だったので、歌っていて純粋に楽しむことができました」
田中「「fragile」は彪我がメインで、僕はハモリを中心に歌ったんですが、メロディとメロディが重なる瞬間がいつもよりはっきり分かって、声と声が重なる感じはやっぱりいいなと思いました。「あやまリズム」のちょっと難しかったところができた時や、「ケセラセラララ」の展開についていきながら自分なりに歌えた時に楽しさを実感できて、ともて充実したレコーディングになりました」
髙田「「ケセラセラララ」のデモと完成した楽曲では、楽器の鳴らし方やアレンジが違っていて、その違うところが「ケセラセラララ」にすごく合っていてより好きになりましたし、音楽ってやっぱり楽しいなと感じました」
田中「今回のミュージックビデオやジャケット写真もですが、僕たちより年下の人と触れ合う機会が多くなったので、もう少ししっかりしなくちゃなって(笑)。高校生として大人の階段を一歩ずつあがっている自覚を持とうと思っています」
髙田「最近、高校球児が同世代になったっていう話もしたよね?」
田中「そうだね。お兄ちゃんたちが頑張っているなと思って観ていたのに、いつの間にか同じ年というのは感慨深いものがあります」
髙田「僕が作った曲は「ポンコツデリシャスロード」という曲で、1人でステージ上で歌って披露したんですけど、うーん、どうだったんだろう…」
田中「(笑)。1人がステージにいる時に1人が客席で観ていたんですけど、彪我がイキイキしているなと思いながら観てました」
髙田「すごい緊張しました。自分で作った曲を披露して、どういう反応があるのか心配だったんですけど、みなさん手拍子とかしてくださって、嬉しかったです。これからも作詞、作曲した曲が披露できたらいいなと思って、気になった言葉があったら携帯にメモしたり、気に入ったコードがあったら録音したりしています」
田中「僕は「勉強をしたいのに?」という曲を歌ったのですが、リハーサルが一番緊張しました。でもリハーサルの時にスタッフさんがいろんなアドバイスをくださったので、本番ではできる限りのことをしようという気持ちになれて、緊張せずにリラックスして楽しむことができました」
田中「歌っていなくても同じ緊張を味わっている人が隣にいるだけでも心の支えになりました」
髙田「二人だとユニゾンとかハモがあるけど、一人だとそれがないので、自分の曲でも不安になります。今後、雅功の歌も歌ってみたいです(笑)」
田中「そうだね。僕も、彪我の「ポンコツデリシャスロード」を今度一緒に歌ってみたいです」
田中「ライブハウス独特の雰囲気があって、こうやったらお客さんはこう返してくれるんだとか、こういう風に歌ったら届くんだとか毎回発見があるので、勉強にもなるし、本当に楽しくて良い経験になっています」
髙田「ライブハウスは毎回形が違いますが届けたいものは一緒だし、どんなライブハウスでもお客さんとの距離は変わらないので、毎回楽しくやらせていただいています」
田中「深いね(笑)。「菌活」と同じ地域にも行ってますが、「菌活」の時はフリースペースで僕たちのことをいかに知ってもらうかを意識してやっていましたけど、「菌育」は一人一人に嫌なことも忘れられるくらい楽しんでもらおうと思ってやっているので、「菌活」とは僕たちの気持ち的にもやることも変わってきていますね」
田中「美味しいものたくさん食べたよね」
髙田「新潟ではこしひかり!!」
田中「あと、タレカツ丼とかへぎそばも食べたし、ちょうど花火をやっていたりして、新潟はすごく満喫しました。「菌育」ではステージ上で各地の美味しいものを食べようというコーナーがあって、埼玉では草加煎餅、新潟ではおにぎりを食べました。美味しかったね」
髙田「うん、美味しかった」
田中「毎日楽しいです。いっぱい友達もできましたし、この間体育祭があったんですけど、みんなで一致団結してやってくのも高校生活らしいなと実感しています。早く夏休みが終わってほしいと思うくらい(笑)。中学の時は同じ小学校から進学して仲良しの友達が多かったけど、高校はいろんな地域から人が集まるので、いろんな個性を持ったタイプの人がいるし、賑やかで楽しいです」
髙田「最初は中学生の時とあまり変わらないだろうと思っていたんですけど、個性のある人が集まっているので、毎日楽しいです。いろいろと視野が広がった気がします」
田中「もうすぐ文化祭もあるので、高校生活を満喫したいと思います!」
田中「「あやまリズム」は高校生初のシングルで僕たちにとって初の“ごめんねソング”だったり、カバーだったり、今までになかったテイストの曲だったり、いろいろなことに挑戦しているCDです。とにかく楽しんで聞いていただきたいなと思います」
髙田「本当に1曲1曲違う表情、曲調で、いろんな感情になれるシングルになっているので、みなさんぜひ聞いてみてください!」
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