桜井美里「やっとだなぁって思いました。今まではCD-Rで楽曲をリリースしてきましたが、Rが取れてCDで。今まで3年間やってきて、やっとここまでこれたなぁって」
水春「アルバムのリリースはまだまだ先の話だなと思っていたから、急にそのときがやってきたみたいな、不思議な感じ。現物も見たのに実感なくて」
村星りじゅ「私たちが聞いたのも急だったし、ビックリしたよね」
水春「『急なロマンティック』は、まず僕たちのチーフマネージャーさんが激推しだって聞いて」
全員「大好きだって(笑)」
水春「確かに聞いた印象は「好きそうだな」って。チーフマネージャーさんくらいの30代の男性に刺さる曲なんじゃないかなとは思います。歌っていて、私たちは小学生・中学生・高校生ですが、すごく楽しくて。でもすごく苦戦しました」
村星「レコーディングも何回もやり直して。ニュアンスとか、難しかったです」
川瀬あやめ「リズムに関してはすごく言われたよね」
桜井「すごく早口なんですよ。そこが不安だったなぁ」
水春「声が高い上にリズムがとりづらくて、今まで歌ってきた中でも難しい曲だった。レコーディングのときに「ウンウンウン」みたいにしてってすごく言われた」
全員「(笑)」
水春「ディスコ的な感じを出して欲しいと。かわいらしいけど大人な感じも出してほしいと。僕もみんなも未成年だからわからないけど「赤ワイン」みたいな感じ?」
全員「??」
水春「赤ワイン片手みたいな感じで。大人の階段をのぼる的な」
村星「(笑)。レコーディングのときに特に言われたのは「音程よりニュアンス」だよね」
芹澤もあ「言われた!!」
村星「でもニュアンスが難しくて、要望に応えられないことは多かった気がする……」
茜空「私はニュアンスのほうが得意かも……」
村星「そう、人によって違う」
水春「そもそもディスコ、知らないしね。画面で見る世界だから」
茜「部屋を真っ暗にして、音楽だけ聴いて、目をつぶって想像しました」
水春「僕も! 曲を聴いてイメージ膨らませて頭の中で自分だけのMV作ったりする! でもそれが実際にプロデューサーさんのイメージとズレていたりすると焦ります(笑)。このプランなし! みたいな」
茜「これは早くライブでやりたいよね。タテノリ(笑)」
水春「どんな感じかなぁ……まだ想像がつかない。僕たち年齢が低いので、お客さんも「がんばって~」目線で見てくださっていることが多いんですけど、この曲はほんと一緒に、同じ空間で盛り上がれたらいいなって思います」
桜井「『みしてかしてさわらして』は、テンポがいいからノリやすい!」
村星「早いから、ライブでも盛り上がりそう!」
茜「キャッチーだから耳に残る」
水春「聞けば聞くほど好きになってもらえそう。まだライブで数回しか披露してないので、お客さんもまだ追いついてない感じだけど……。自分たちも最初聴いたときそうだった。こんな早い曲覚えられないよ! って」
桜井「あれ?? って」
水春「でも何度も聴いてると、愛おしくなっちゃう。中毒性があるというか」
桜井「振りも特徴的なんですよ、おけつ叩いたり」
全員「お尻って言ってよ!!」
桜井「そっか(笑)。あと電車ごっことか。ファンの方が輪になって電車ごっこしてくれたら面白いと思う」
水春「あぶないよ(笑)」
芹澤「レコーディングのときは、最初の言葉が「たたたたた」って感じで難しかったよね」
村星「何テイクも重ねて。でも自分では「ああダメだったなぁ……」っていうところが使われるんですよ(笑)」
桜井「「うまくできた!」ってところは使われず……」
水春「すごく褒められたところは絶対使われないよねぇ」
川瀬「レコーディングあるある(笑)」
水春「スタッフさん、バレてますよ(笑)」
村星「歌割が最初から決まっているわけじゃないからね」
川瀬「褒められたときは警戒するね!」
水春「『エビ・バディ・ワナ・ビー』はどうだった?」
桜井「初めて聴いたとき、泣いちゃいそうだった」
水春「わかる。歌詞も今の自分たちの等身大で、共感できるパートめちゃめちゃあるし」
村星「この3曲の中ではライブで一番定番化しそう」
水春「レコーディングのときに「ちゃんと歌うな」って言われたの。言葉を「ンランランラ」みたいにしてって」
全員「(笑)」
水春「ブロッコリーを「ブラックオリィ」みたいな」
茜「それはめっちゃ言われた(笑)」
水春「英語かぶれな人みたいなね」
茜「私たちちゃんとブロッコリー言えますからね。それは誤解なきように……」
水春「このアルバムは一気に聴くと、喜怒哀楽……怒はないか、でもいろんな感情が溢れるなって思います」
茜「桜エビ~ずそのまんまって感じがするよね。メンバーの個性もバラバラだし。桜エビ~ずをそのまま見ている感じ」
水春「レコーディング前日に音源もらって録ることもあって、新鮮な声なんですよ。アルバムもファーストCD-Rの音源が入っていたりするので、それを聴いてライブにきて、今の自分たちの声との違いや成長を感じ欲しい。」
川瀬「声若いもんね……」
茜「小学生時代に撮った曲も入ってる」
桜井「当時は「フレッシュ」でやっていこうって感じだったけど、今はもうちょっとカッコいい方を目指してる」
水春「変化も楽しんでほしいよね」
茜「一番変わったのは性格かもしれない」
水春「そこ!?」
桜井「衣装も変わったし。白から黒に変わって」
水春「あと表情じゃない? 最初は全然笑えなかった。もあちゃんとか、最初のほうとかめっちゃ表情が固くて」
芹澤「そうだった……」
村星「みんな目は笑ってるけど口笑ってないとか、その逆だったり」
桜井「りじゅはすごかった。スタッフさんが一生懸命笑わせようとしてた(笑)。ほんとに変わったよねぇ」
水春「りじゅの話がまとまらないところは相変わらずだけど(笑)。でもありのままの部分と成長できた部分と、両方楽しんでもらいたいです」
茜「とにかく早くリリイベやりたい! 早く外に出て歌いたい~」
村星「今回初めて行く場所も多いよね。愛知県とか。どんな反応してくれるのかな~」
水春「大阪はノリがよかったし、東京は東京だなぁって感じであったかいし、中間の愛知はどっちなのか……」
水春「絶対それぞれ違うよね」
川瀬「そういえば、それ話したことないよね」
桜井「いつか叶えたいなっていうのがメジャーデューだよね」
茜「うちはみんなに「大好きだよ~」って言われるのは難しいかもだけど、みんなに適度に好かれるアイドルになりたい」
水春「どういうこと!? 二推しのアイドル!?」
茜「嫌われないグループになりたいの! とにかくライブに来て欲しいの」
水春「みんなの記憶のどっかに残るアイドルってことか」
茜「広く浅くね」
水春「僕はみんなの個性はそのままであってほしい。柔軟に。最年長として、年下の子にあんまり気を遣ってほしくないというか、ライブでもね。そこは自分らしくずっといってほしいなって思います」
芹澤「私はどんなところに出させてもらっても、「ああ桜エビ~ずだ!」とか「○○ちゃんだ!」とか知ってもらえるようなグループになりたい」
村星「色んな人に知ってほしいよねぇ」
川瀬「桜エビ~ずを見てる人を増やしたいよね。ライブがない期間が長くても、桜エビ~ずを応援してるよっていう方がもっと増えたらもっと大きなところでライブできるのかなって思うんだ」
水春「どのアイドルさんもマネはしたくないですね。やっぱりオリジナル、自分たちの色を出したいなって。そうすれば自動的に結果はついてくるのかなって思います。桜エビ~ずらしさというか」
桜井「桜エビ~ずらしさ……声が低いとか(笑)」
村星「確かに(笑)」
茜「キャピキャピはしてないね」
桜井「ひとりがしゃべらないと誰もしゃべらないとかあるよね(笑)。だからたまに「あ、今話していいのかな」ってときある」
水春「わかった! メンバーとのほどよい距離感、それが桜エビ~ず」
川瀬「近すぎず遠すぎず(笑)」
水春「でもそれが一番長続きの秘訣じゃない?」
村星「熟年夫婦か!!」
水春「桜エビ~ずらしさとは「熟年夫婦」感である」
全員「え~~~~~」
Writing:西澤千央
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