NAOYA「僕らは、EBiSSHとさとり少年団として別々に活動していたんですが、ほぼ同期ということで、何かと一緒になることも多かったんですね。だったら、一緒にやってみるのもいいんじゃない?というアイデアが持ち上がって、去年の春、初めて7人でステージに立ちました」
NAOYA「はい。僕たちが想像していた以上の反応があって嬉しかったですね。そこから曲も増やして、秋に東名阪のZeppツアーをやらせていただきました。そのライブをきっかけに、「俺らはグループだ」っていう意識がより強くなった気がします」
TETTA「急だったからね。準備らしい準備も何もなく始まったから」
NAOYA「自分達のことでいっぱいいっぱいな時期だったりもしたので、結構大変でした(笑)」
KOHKI「環境も変わるじゃないですか。4人から7人になってちょっと緊張していた自分もいたし、振りとか覚えることも増えるから。少し不安もありましたね」
KENSHIN「自分は、この話を聞いた時はやってみたいって思いました。7人でやることで、自分もそれぞれのグループもパワーアップすると思ったし、表現の幅も広がっていくんじゃないかなって思ったので。だから、頑張りたいなって」
TETTA「当たり前かもしれないですけど、やっぱり最初は壁があったというか、そんなに上手く回らないですよね。仲は良かったけど、実際にやり始めてみると練習方法とかも全然違っていたから」
HAYATO「さとり少年団は、僕が中心になって振りを揃えていくみたいなやり方だったけど」
TETTA「EBiSSHは誰か1人が軸になってというよりも、それぞれでやる感じだったから。でも今は、例えばダンスだったらダンス歴がいちばん長いHAYATOが中心になってやってくれているんです」
KENSHIN「ダンスリーダーとしてね」
TETTA「そういう人が1人いることで気持ち的にも変わったし、ダンスへの意識もこのONE N’ ONLYの活動を通して変わりました。練習の空気感とかもすごくいいし、何より団結力が高まったなと思う。だから最初の頃に比べるとめちゃめちゃいいです!」
EIKU「さとり少年団では僕が1人で歌ってきたんですけど、ONE N’ ONLYは3人それぞれの個性があるじゃないですか。一緒に歌ったらどんな感じになるんだろうって、すごくワクワクしてました。と同時に、ONE N’ ONLYではパート分けっていうものがあるから、「ここをどう歌ったら自分が歌えるようになるかな?」って考えるようにもなったんです。すごく刺激をもらっています」
REI「ボーカルだけじゃなくラップもあるから、グループとして見ると単純に表現の幅が広がりましたよね。でもそれぞれで考えると、1つのフレーズに対しての思い入れみたいなところもすごく強くなったんじゃないかなと思う。ダンスの面もそうだけど、この7人でしか出来ないこととか、7人だから出来ることがあるなっていうのはすごく感じてます」
NAOYA「もちろんです。「Dark Knight」は1stシングルのリリイベでも披露していた曲なんですが、めちゃくちゃ評判が良かったんですよ。この波に乗っていきたいなって思っていたから、次がこの曲になってすごく嬉しかったです」
HAYATO「4つ打ちでノリやすい曲だから、SWAG(ファンの呼称)のみんなも最初からイイ感じで」
KOHKI「でも「I’M SWAG」といいこの「Dark Knight」といい、かなり攻撃的」
NAOYA「だけどやるんだったらEBiSSHともさとり少年団とも全然違うもの、新しいものをやりたいと思ってたから、そういう意味でも嬉しいんですよね」
REI「それが1枚目から出来たのが良かったなと思っていて。初の挑戦だから、最初はお客さんがどう反応するんだろうって思ってたけど、あの「I’M SWAG」の反応が僕らの自信にも繋がったんですよね。ONE N’ ONLYとしての基準にもなった気がします」
KENSHIN「最初は僕らもびっくりしました」
TETTA「めちゃくちゃ嬉しかったです」
EIKU「YouTubeのコメントとかその国の言葉で書いてくれてるから全部を理解するのは難しかったりするけど、絵文字とかスタンプとか見る限り、楽しんでくれてるんだなってわかる(笑)」
HAYATO「最近では、海外の方が僕らの曲を聴きながら盛り上がってる様子を撮影したリアクション動画っていうのもあって。そういうのを見ると実感しますよね」
KOHKI「嬉しい」
EIKU「僕自身もそうでしたが、きっと曲を聴いた瞬間に何かが身体中に響き渡るみたいな感覚があるんですよ。今回の「Dark Knight」のMVもめちゃくちゃかっこいいので、ぜひ見てみてほしいです」
HAYATO「僕はこの曲でラップをやらせてもらってるんですけど、自分にとってすごく大きな一歩になりました。初めてちゃんとラップに向き合えた曲であり、新しい挑戦が出来た曲でもあります」
KENSHIN「自分もそうです。以前からラップをやってみたいと思ってたんですが、なかなか言い出せなかったんですね。でも今回HAYATOが言ってくれて、自分も挑戦することが出来ました」
TETTA「音的にはかなりクラブっぽいというか、「ザ・ナイト」って感じですよね。まさに「夜」なイメージ」
HAYATO「ちなみに「Knight」は夜じゃなくて騎士って意味だけどね(笑)」
REI「“K”が付いてるから(笑)」
KOHKI「まぁ、夜っぽさもあるけど」
TETTA「個人的には、後ろで鳴ってるビートとかがすごい前に前に出ていて、「I’M SWAG」よりも攻撃的な感じがしています。あと、サビの振り付けでバットマンをイメージした手の動きがあるところもポイントだと思ってます」
EIKU「とにかくもう、暴れまくってるイメージ。TETTAくんと僕が歌う「今夜は暴れるヒーローになれ!」っていうところなんかは、頭ガンガン振って、お客さんを威嚇するようなイメージで歌いました」
TETTA「歌い方もそうだけど、実際のライブの時は事前に話したりもしたんですよ、振りとは別に、こういう見せ方をしてみようとか。そういうことが話せたのも、この曲が初めてでした。「I’M SWAG」の時はまだ自分のことで精一杯だったけど、今回は2人で合わせた時の表現についても考えることが出来ました」
REI「曲が持っている世界観がすごいですよね。ナイトクラブにいきなり出てきた自信たっぷりな男が、俺たちを見てろよ、俺らの世界を作り上げるぞっていう」
HAYATO「曲がかかると、スイッチが入るよね」
KENSHIN「気持ちのね」
NAOYA「違う自分になれる。自分は普段そんな「超自信あるぜ!」ってタイプじゃないけど、ONE N’ ONLYの曲を歌う時は「俺を見ろ!」みたいな感情も出てくるんですよね。それがすごく楽しいなと思う」
TETTA「僕、もともと日常生活でカッコつけるのが好きじゃないんですよ」
NAOYA「つけてるよ!充分つけてるよ(笑)」
TETTA「いやいやどちらかというとスベりたいというか、出来るだけありのままの姿でいたいと思っているんですけど、唯一カッコつけてもいいのが「音楽」だと思っていて」
HAYATO「確かに。ONE N’ ONLYをやり始めて特に、(小さい頃思っていたような)ただ目立ちたいとか、ライブやってて気持ちいいっていう自分の満足だけじゃなくて、自分がその世界観にしっかりと入り込んで表現をすることで、お客さんにもこの曲の世界観がより伝わるんだって気づけたし」
EIKU「で、そのお客さんの反応がまた僕らの自信になる。この先どんなことが出来るんだろうって、考えるとすごいワクワクしてきますね」
REI「「POP! POP!」は恋愛の駆け引きを歌った曲。今までの僕らの曲にはなかった、みんなと一緒に踊れる曲です」
KOHKI「それとは真逆なのが「Black Hole」。魅惑的な瞳に吸い込まれていくような、大人の世界観ですね」
NAOYA「「Bla Bla Bla」はとにかく切ない」
TETTA「この曲で泣かせたいね」
HAYATO「こういうバラードが入ることで、今後のライブもまたメリハリがつくと思う」
NAOYA「1枚目以上に内容の濃い曲が揃ったので、次からのツアーが僕らも楽しみなんです。ぜひこれからもONE N’ ONLYに注目していてほしいなと思います」
Writing:山田邦子
SINGLE
5月8日(水)リリース
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