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隕石衝突による地球最後の31日間を、月曜から金曜まで曜日ごとに視点を入れ替え、計5人の主役が約8分間のショートドラマでリレー形式に紡ぐ朝ドラマ「サヨウナラのその前に」が、3月1日から日テレ系の「ZIP!」で放送される。“火曜日の主役”を務める奥平大兼に、「ZIP!」に出演する想いや、自身が地球最後の日々にやってみたいこと、カメラの前で演じ続けるなかで新たに気付いたこと、俳優としてのいまの目標について語ってもらった。

出演が決まったときは家族みんなで盛り上がりました

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―― 本作で奥平が演じるのは、大らかで天然な面が多いが、時折誰しも想像しなかった角度からのコメントを放ってはたびたび周囲を驚かす、高校3年生の椿木宙(つばき・そら)。 特別に何か“したい”と思う衝動に駆られることもなく、このまま当たり前のように高校卒業を迎え、普通の人生を普通に歩むものだとばかり思っていた矢先に隕石騒動が起きて……という役どころ。まずはオファーを受けた際の率直な感想から訊ねてみた。

「『ZIP!』はちょうど学校に行く前の時間帯に放送されている番組なので、もはや僕の生活の一部になっているというか。普段いつもリビングで朝ご飯を食べながら観ている番組なので、出演が決まったときは家族みんなで『お~っ!』って盛り上がりました(笑)。ちょうど『ZIP!』が終わるタイミングで家を出ていたので、僕の中ではルーティーンになっていて。僕自身も現役高校生なので、これまでの学生生活を通じて自分自身が体験してきたことを活かしながらお芝居ができたらいいなと思います。曜日ごとに主人公が違う上に、一話約8分のドラマというのは僕にとっても初めての経験。リレー形式なので、視聴者の方々に『明日も見たいな』と思ってもらえるようなドラマにしていけたらいいなと思っています」

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―― ドラマと同様、もしも31日後に地球に隕石が落ちるとしたら、奥平自身はどんな行動。を取ると思うか想像してもらった。

「とりあえずいま持っているお金を全部使い切ります(笑)。仲の良い友だちとご飯を食べて話して、最後は思い切り『バーン!』って楽しみたいです。『地球滅亡までのカウントダウン』と聞くと、SFみたいに壮大なお話のように聞こえるかもしれないですが、このドラマの登場人物たちを取り巻く状況は、実はそれほどぶっ飛んだものではなくて、むしろわりとリアルで現実味のあるエピソードになっていると思います」

―― 火曜日の主役にちなみ、奥平の火曜日の思い出と好きな曜日についても訊いてみた。

「いま僕の頭のなかにパッと思い浮かんだのは、学校の時間割です。僕は運動が好きでもともとバスケをずっとやっていたこともあって、体育でバスケをやれる日はめちゃくちゃテンションが上がるんです。毎週火曜日は3、4時間目に連続で体育の授業があるので、僕にとっては運動した後においしくご飯が食べられる幸せな日(笑)。最近はお仕事で土日休みという感覚があまりないですが、それでも土曜日は何だかちょっとワクワクします」

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―― 水曜日の主役で、奥平演じる宙の幼馴染みの観月未希役に扮するのは、女優の南沙良。さらに、公開オーディションで選出された西岡星汰が、月曜日の主役・佐藤開を演じる。

「『ドラゴン桜』で大活躍されていた南さんと今回の現場でご一緒できるのは楽しみですし、どんなお芝居をされるのかすごく気になります。僕もTVerでオーディションの模様に密着した特別番組を観ながら『現場で一緒にお芝居をしたらどんな感じになるのかな』って想像したりしているんです。同じ台本の同じセリフを話していても、芝居の中にその人のクセや個性みたいなものがふと見える瞬間があるというか、『この人はきっと普段からこんなふうに過ごしてるんだろうな』とか、芝居を通じて素顔が垣間見れたりするのも面白いです。実は僕自身つい無意識にやってしまうクセがあるので、それを思い出したりもしていました」

―― 日頃、奥平がオーディションを受ける際に心がけていることも教えてもらった。

「僕自身はできるだけフラットな状態の自分でいるように心がけています。もしかしたら猫を被ったりカッコつけたりした方がオーディションに受かる確率は上がるかもしれないですが、取り繕った状態の自分でありがたいことに『合格です!』と言っていただいたとしても、現場で最後までそのキャラクターを貫き通すのは大変なので。『僕は普段こんな感じです。でもお芝居する時はこんな感じです』みたいな、なるべくいつもの素の状態の自分と、お芝居をしているときの自分を見て選んでもらえたらいいな、と思っています」

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―― とはいえ、日々さまざまな現場で経験を重ねる中で、心境の変化も生まれているそうだ。

「今まではできるだけカメラの存在を気にしないでお芝居をすることが一番大事なのかなと思っていたんですけど、最近それもちょっと違うなと思ってきて。本当にお芝居の巧い役者さんは、たとえどんなに縛られた環境下であっても、常に自由にお芝居をされている。『こちらのカメラに良い角度で映るように芝居してください』とオーダーされても、違和感なく自然な身のこなしをされていることに気付いたんです。制限された中であっても、逃げずに自分なりの芝居をするのが次のステップなのかなって、最近思うようになりました」

―― ドラマや映画への出演が目白押しの奥平。時間をかけても挑みたい目標があるという。

「デビュー作の『MOTHER マザー』で長澤まさみさんとお芝居させていただいた際に、テストでは全然泣けなかったのに、いざ本番で長澤さんの本気の芝居を目の当たりにして、思わず泣いてしまったことがあったんです。息子役の僕が母親役の長澤さんにビンタをされた後にすがりつかれるシーンなんですが、本番では思い切り叩かれましたし(笑)、長澤さんもテストよりも一層気合を入れて芝居をされていたので、僕も瞬間的に感情が揺さぶられて泣いてしまった。お芝居のすごさを身をもって知ったというか、『目の前にいる相手のお芝居さえ変えてしまえるなんて本当にすごい!』と驚いて、『いつか僕も目の前の人の心を動かす芝居ができるようになりたい』と思いました。もちろんまだ出来てないですし、簡単に出来るとは思っていないのですが、それが現時点での僕の目標です」


Writing:渡邊玲子

インフォメーション

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(C)日本テレビ

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朝ドラマ『サヨウナラのその前に』

※火曜日の主演
日本テレビ系
3/1(火)スタート
「ZIP!」内 月曜~金曜7:50頃(全23話)


今から約1年前、突然、国の偉い人がこんなことを言った。「我々人類に……滅亡の危機が訪れました」。どうやら地球に巨大な隕石が向かっていることが観測されたらしい。その発表を聞いて人々は大混乱した。アテのない大移動をしたり、犯罪が増えたり、意味不明な YouTuber が乱立したり……。その度になんちゃら宣言が発出されて、偉い人たちは混乱を収める努力をしていた。そして毎日隕石と地球の距離が発表され、皆その数字に一喜一憂した。そんな日々が続き、研究も進み、何やら隕石は落ちてこないらしい、なんて説も出てきた2022年3月。隕石にすっかり慣れてしまった人たちの地球滅亡までの31日の物語。“衝動”を探す男子高生。“想い”を封印した女子高生。ある“約束”を守ろうとする教師。“子”をお腹に宿した喫茶店主。地球滅亡を“切望”する引きこもり男子。彼らは「地球滅亡」を信じていないからこそ、今日も日常を生き、バカ話をし、時折不安に襲われる……。5人それぞれの人生、地球最後の日、”サヨウナラのその前に”彼らが選ぶ最後の“したいこと”とは……?

▼公式サイト
https://www.ntv.co.jp/asazipdrama/

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