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mihoro*にとって初の全国流通となるミニアルバム『Re:』が10/28(水)にリリースされる。弾き語りからバンドアレンジまで幅広い8曲が収録された本作への想いや、曲作りなどについて語ってもらった。

自己紹介となる8曲が入ったアルバムだと思います

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── ミニアルバム『Re:』には高校1年生の時に制作した『遊んでたの、知ってるよ。』から新曲『ルサンチマン』『知らないワタシ』まで全8曲が収録されている。5年間のmihoro*が集約されている本作の聴きどころとはー。

「初めての流通作品ということもあって今までライブを見たことがない私の音楽を知らない人には“私はこういう音楽をやっている人だよ”というのが伝わりやすい、自己紹介となる8曲が入ったアルバムだと思います」

── 『Re:』(リ)というタイトルに込めた思いとは。

「レコーディングが終わってからタイトルを考えました。今まで日本語のタイトルが多かったのでそういう案もあったんですが、今回は東京でいろんな方の力を借りてアルバムを作ったということで「Restart」という意味もありつつ、そんなに構えて欲しくないという気持ちもあって。メールを送って返信がある時に「Re:」って付いてくると思うんですけど、つけようと思わなくても勝手についてくるじゃないですか?そんな風に無意識についているというテンションの「Re:」っていうのと、買ってくれて私の音楽を聞いてくれる人のアクションがメールの返信だと思うと「Re:」が成立するなと思ってつけました」

── 自身で作詞作曲を手掛けるmihoro*。曲作りを始めたきっかけとはー。

「16歳の時に出演者としてライブに呼んでもらったんですが、ライブハウスで歌うなら自分の曲を歌わないとダメだと思っていたので、それに合わせて作ったのがきっかけです。今はバンドの楽曲をたくさん聞くんですけど、16歳の時は音楽のことを全然知らない状態で作っていました。曲作りをする上で意識していることは特になくて「こういう曲がないから歌いたいな」とか「ライブでこういう曲歌いたいな」と思って作り始めることが多いです。 曲は作ろうと決めて、作るタイプです。いい歌詞が浮かんだ時はTwitterの下書きにメモすることが多いんですけど、曲を作ろうと思って見返してもあまり使わないことが多いです。何も出ない時は「今日はやめた」ってやめることもありますけど、ワンフレーズ生まれれば一気に曲が完成することが多いので、0か100のどちらかですね」

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── アルバムには弾き語り、バンドアレンジなど様々な楽曲が収録されているが、楽曲制作の時点で、弾き語りにするかバンドアレンジにするかを意識して制作しているのだろうか。

「16歳の時に作った『遊んでたの、知ってるよ。』とか『ナチュラルハイ』は、その頃は知識もなくて弾き語りの曲として作るしかない状態だったんですが、今回のアルバムに入れた『コドモノママデ』『ルサンチマン』『知らないワタシ』はバンドセットでやるつもりで作りました。弾き語りでやる時の方がコード進行を簡単にして作っています」

── 10代最後に配信リリースされた『コドモノママデ』を再レコーディングし、アルバムには『コドモノママデ(20)』として収録されている。レコーディングにあたり意識した部分や変化した部分はあるのだろうか。

「10代最後に配信した『コドモノママデ』をレコーディングした時は自粛期間中だったので、楽器隊のみなさんが東京でレコーディングされた音源を聴いて、私は岡山で歌を歌ったんですけど、今回この曲を再レコーディングした時は、楽曲自体には大きな変化はないんですけど、ドラムとベースも撮り直していて、私もその場に居て、レコーディングしてるところも見ていたので、楽器隊との空気感が同じだったというのはあります。私自身は”20歳になった”という気持ちで歌いました」

── アルバムの中で思い入れのある曲は。

「一番は『遊んでたの、知ってるよ。』をバンドアレンジで入れたことです。すでに知ってもらっている曲だと思うので、改めてバンドアレンジした曲も聞いて欲しいなと思います。『いつか、』は自粛期間に感じた気持ちを素直に書きました」

── 6月に20歳になったmihoro*。20歳になったんだと意識をしたことを聞いてみるとー。

「国から年金の紙が届いたとき、20歳だなと思いました(笑)。でもそれ以外で特に20歳になったという意識はないですね。まだ子供の感じは抜けていない気がします。20歳になった日も「20歳になったぜ!」って気持ちもなかったし、年下の人と関わることもあまりないので、普通に生活していく上ではあまり変化はないです」

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── 16歳でライブハウスに立った時には、将来音楽をやりたいという夢を持っていたわけではないというmihoro*。彼女の当時の夢とはー。

「ずっとスポーツをやっていて体を動かすのが好きだったので、高校生の時は体育教師になるのが夢でした。でもいろんな音楽に触れて音楽もただ聴くだけでなく聴き方も変わって、どんどん音楽を作ることが楽しくなっていって。高校3年生になった時にはライブを月に何本もやっているのが当たり前になって、大学に行って体育教師になったら普通にライブできないな、ライブをしていたいなと思ったので、本格的にアーティストとして活動していくことに決めました」

── mihoro*の憧れているアーティストとはー。

「阿部真央さんです。自分がギターを始めた時はシンガーソングライターという存在を知らなかったんですけど、知ってからは阿部真央さんの曲を一番聴いたし、一番ライブに行きました。あと、クリープハイプさんも私がバンドを全然知らなかった時に、音楽番組に出演しているのを見て、カッコいいなと思ってすごく調べてハマりました。阿部真央さんとクリープハイプさんには少なからず影響を受けていると思います」

── コロナ禍で自粛されてた有観客ライブが「ガイドライン」を遵守して少しずつ再開され始め、同時に配信ライブなどの新しい形で音楽が届けられている。今年一年で音楽の形は大きく変化して来た中で、mihoro*に心境の変化はあったのだろうか。

「月に何本もライブをしていたのが半年間くらいゼロになって。最近は少しずつ増えてきていますが、私はまだ無観客の配信ライブしかしていなくて。何もしないよりは配信ライブがある方が楽しいんですけど、お客さんの顔も見えないし、演奏する方と見る人との温度差があるんじゃないかなと思います。普段なら拍手があるタイミングでそれがなくて「そっか、配信ライブだった」と思ったり、他のアーティストの方の配信ライブを見ている時に、MC中にドラムが後ろでドンドンって鳴っているタイミングで拍手がないと、寂しいなって思います。お客さんとしてライブハウスに行くことも多いんですけど、自粛期間が空けて1度だけライブハウスに行ったんです。隣の人と席は離れているし、必ずマスクをして声出しちゃダメで、手をあげることと拍手をすることしかできなくて。仕方がないことだけど、これがずっと続くとなると結構しんどいな、いつまで続くんだろうなって思います。ずっとライブをしてきたので「今何しているんだろう」って思うことが定期的にあって、もっと距離が近づくいい方法があればいいなと思うんです」

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── 今後やってみたいことを聞くと、即答でこう返って来た。

「有観客ライブがやりたいです!お客さんの前で演奏がしたい。「夢ってありますか?」って聞かれることがあるけど、夢が叶った時に完全燃焼してしまうのが怖くて、あんまり夢や目標を立てるのが好きではないので、具体的にここのステージに立ちたいという目標はないんです。ただ、一生ライブをしていたいという気持ちがあるので、その通過点としていろんな会場で歌いたいって思います」

── 『Re:』はブルーバックにどんぶりが1つ置いてある不思議なジャケット。どんな意味が込められているか、気になって聞いてみるとー。

「そんなに深い意味はないです(笑)。色々案を出してもらって本当はこれが良かったけど、私の曲に『ラーメンが食べたい』っていう曲があるのに、今回のアルバムには入っていないから、だったら入っている時がいいかなって除いてたんですけど、その曲を入れる時はまたラーメンを撮影すればいいか!となって、候補の中ではこれが一番良かったのでこのジャケットになりました。聴いてくれた人の愛がタプタプすればいいなと思います(笑)」

── 最後にメッセージを!

「今までのCDに収録されている曲も入ってるんですけど、ライブに来て見てくださっている方にも楽しんでもらえるようにライブでしか披露していない曲や、SNSにあげていない曲も入っているし、YouTubeでたくさん再生してもらっている曲も入ってるので、今までの私を知っている人も楽しんでもらえるし、CDを初めて手にする人にも、全員が楽しんで聴いていただけるアルバムになったんじゃないかと思います。曲間にもこだわって時間をかけて順番を決めたので、最初から順番に聴いて欲しいなと思います」


インフォメーション

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MINI ALBUM

『Re:』

10月28日(水)リリース


価格:¥2,750(税込)/NCS-10246
M1.ナチュラルハイ
M2.知らないワタシ
M3.いつか、
M4.ルサンチマン
M5.遊んでたの、知ってるよ。
M6.電車に乗って
M7.コドモノママデ(20)
M8.さよなら最愛の人


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