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超特急のタカシとして活動しているときは、ちょっと天然で笑顔が印象的なかわいい末っ子キャラ。超特急となってから初となる映画単独出演を果たした『一週間フレンズ。』の好演が記憶に新しい松尾太陽の最新作は、人気コミックを映画化した『一礼して、キス』。俳優として、今後が楽しみな彼に、役の印象や作品の魅力を聞いた。

演技や人との出会いなど、自分を大きく突き動かしてくれる作品の一つになりました

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――加賀やっこの大人気少女漫画を実写映画化した『一礼して、キス』。高校の弓道部を舞台に、3年生の先輩女子、岸本杏に恋をした後輩男子、三神曜太が偏愛とも言えるほどのいちずな思いを寄せる姿を描くラブストーリーだ。松尾は台本を読んだ印象をこう語る。

「いい意味で少女漫画っていう感じではなく、大人っぽい表現にドキドキしました(笑)。男目線でも、曜太は変わっている人だなって思ったんですけど(笑)、杏に対する思いはとても一途でピュアだなって思いました」

――演じる役は、三神曜太の親友、由木直潔。由木は三神の中学時代の同級生で弓道が大好きな少年だったが、重病を患い闘病生活が続いている。そんな由木をみて、三神は由木の代わりに弓道を始めたという経緯があり、また三神が恋する杏のある勘違いをもとに、杏とも友達になり、アドバイスをするという、重要な役柄だ。

「由木は、自分自身が重病を抱えているのに、何事にも相手の事を優先して考えます。でも、その中に自分の意見もしっかりあって落ち着いていて、尊敬できるキャラクターだと感じました。また、漫画では、今にも消えそうなほど儚い雰囲気があって、映画のほうでも同じように表現したいと思いました。原作ですごく人気のあるキャラクターと聞いたので、その期待を裏切らず、自分でも納得のいく由木直潔になれたらなと思いました。そのためには、自然体でいるということ。それが由木の味だと思ったんです。例えば、杏に対する曜太の気持ちを話すシーンがあったんですけど、なんでこういう話をするんだろうって由木の考えを探って、相手にちゃんと気持ちや思いを届けたいと思いながら演じました」

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――監督は、『ReLIFE リライフ』などの古澤健監督。監督の人柄や演出によって、自然体の演技が引き出されたと振り返る。

「自分が現場に行く時、引き出しを増やしておこうと思っていろいろ考えましたが、現場で古澤監督は、自分では思いつかなかったことをいろいろ提案してくださって、こんな見せ方があるんだって新たな発見がありました。自然体の演技を大事にしてくださって、僕は気を使うことなく、すごくやりやすかったです。古澤監督は、超特急のライブにも来てくださいました。そのとき監督が「すごくカッコ良かったよ、次はこんな作品にしてみようか」って冗談っぽくですけど、言ってくださってすごく嬉しかったです。僕は撮影期間が短かったんですけど、監督が一人ひとりにしっかりと向き合ってくださっていて、心地の良い現場だったので、だからこそ自然な演技ができたかなと思います」

――居心地の良い現場で、共演者との関係も深まった。

「僕は手探りしながら現場に居て、だんだんと慣れていくタイプなんですけど、この現場は本当に空気感が和やかで最初からリラックスしていられたんです。曜太役の中尾くんをはじめ、共演者のみなさんとも仲良くなりました。そういった出会いなど、この作品を通して得たものが多いです。自然体の演技を学べたこともありますし、自分を大きく突き動かしてくれる作品の一つになったと思います」

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――恋愛のドキドキ感や躍動的な弓道シーンが見どころの本作。松尾自身、この2つの要素に大きく心を動かされたと語る。

「この作品は、キャラクターも一人ひとり人間味があり、ドラマとしても見応えがあるので、いろんな世代の人に観てもらえると思います。少女漫画って出会って、ライバルがいて…というルールがあると思いますが、この作品は良い意味で裏切られ、新しいものを見たなっていう気がしました。あと、僕は完成作を観て、恋愛と弓道のシーンのドキドキ感が重なりあって、見入ったし、心が熱くなったんですね(笑)。僕が感じたドキドキ感をみなさんと共有できたら嬉しいです」

――超特急のタカシとして、また役者、松尾太陽として、今後のますますの活躍が楽しみだが、自分の中ではどのようなバランスでアーティスト活動と役者業の両立を考えているのだろう。

「バロメーターが100あるとしたら、超特急50、役者50です。でも、超特急の仕事のときは100にして、役者の仕事のときは100にして、それぞれの現場で全力でいることを大切にしています。ボーカルもお芝居も、表現するという意味で通じるものがすごくあるんですけど、自分自身そういう住み分けをしっかりしたいという思いがあります。勝手にそうなるというか。人物が二人いるかのように、超特急のタカシと松尾太陽は違うものにしたいなと思っていて。それぞれの活動で、いろんな景色が見えるので感謝しています」


Writing:杉嶋未来

インフォメーション

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(C)2017加賀やっこ・小学館/「一礼して、キス」製作委員会

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『一礼して、キス』

11月11日(土)公開


中学生のときから6年間弓道に打ち込んできた高校3年生の岸本杏(池田エライザ)は、弓道部の部長として夏の大会に挑んだが、不本意な結果に終わってしまう。一方、ろくに練習もせずに入部当初から才能を発揮してきた後輩の三神曜太(中尾暢樹)が優勝を飾る。杏は引退を決意して三神に部長を引き継ごうとするが、三神は、杏に“あるお願い”をしてきて…!?「俺は先輩の事、ずっと見てましたよ…。」三神の一途な愛がさく裂。二人は無事、結ばれるのか?

▼公式サイト
http://shite-kiss.com/


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