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2016年より俳優活動を開始し、雑誌「MEN’S NON-NO」のモデルとしても活躍中。2017年「ゼクシィ」CMの新郎役としても注目を集め、その後数々のテレビドラマ・映画に出演。平成31年度前期連続テレビ小説「なつぞら」にも出演が決定し、注目を集める清原。最新映画出演作は、高里椎奈氏による同名小説の映画化「うちの執事が言うことには」。クランクアップを直前に控えた撮影現場を取材し、同作出演への心境について語った。

衣更月の感情の出し方に注目してほしい

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―― 出演のお話を頂いたときの心境は?

「出演のお話を頂いたとき「執事」というものが、日常ではほぼ触れないものだったので、作法や言葉使いが自分とは正反対すぎて漠然と大変なんだろうなと想像していました。実際に撮影に入り、カメラが回っていてセリフもある中で執事の作法で動いてみると、その大変さは想像以上でした。永瀬廉くんとは初対面、初共演だったんですが、すごく愛されキャラで現場でも明るくみんなに愛されていました。僕は最初なかなか馴染めずにいたんですが、永瀬くんがどんどん話しかけてきてくれたおかげで仲良くさせて頂きました。最初に脚本を読ませて頂いたときに思った「面白い」という感情が、観てくださる方にもちゃんと伝わる作品になればと思っています」

―― ここまでの撮影の手応えは?

「手応えは…正直あまりないです(笑)。執事を演じるにあたって、作法や背筋についてのアドバイスが多く、注意がそちらに集中しています。逆に演技面で言われることはあまりないんじゃないかというぐらい。原作を読んだときは、すごく役に入りやすそうだと思ったんです。でも実際に演じてみると、それだけではつまらないという部分もあって。衣更月は、基本クールなんですけど、感情を表に出さないといけなかったりで、僕だけではキャラクターが完成しないなと思いました」

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―― 執事を演じるにあたり、クランクインの約1ヶ月前から日本バトラー&コンシェルジュ代表の新井直之氏に所作指導を受けたという。

「執事がテーマになっている映像作品も見ましたし、作法を教えてくれる先生にいろいろ聞いて取り組んでいます。執事は、言葉と動作が一緒ではなく、全部動作が終わった後に言葉を発したり、言葉を発した後に動いたり、などいろいろ作法があるんです。お茶の注ぎ方やお辞儀の仕方など教えてもらったうえで、いざリハをやったときに“作法上はまだしゃべっちゃいけないよな”と思いながら黙っていたら、沈黙の間が長くなり“大丈夫かな…”と思うこともありました(笑)」

―― 原作があるキャラクターを演じる上で意識したことは?

「キャラクターデザインもあるので、始めは容姿を寄せていくという話だったんですけど、原作の衣更月は金髪で短髪だったりして、話し合ううちに“(自身が)そういうキャラじゃないよね”ということになって、“髪型は寄せていくけど、そこまでとらわれなくていい”と言われました。原作も読んだので、そのイメージに若干引っ張られそうになることはあるんですけど、実際に演じていると“もっとこうしたほうがいい”といろんなアイディアが現場で生まれるので、僕が持っていた原作のイメージはあまり意識しないでやっています」

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―― 衣更月は、仏頂面であまり感情を表に出さないという役どころ。久万真路監督や共演者からのアドバイスは?

「基本クールな役なんですけど、クール一辺倒だと平坦でつまらないので、監督から“ちょこちょこ感情は出してほしい”と言われました。でもその“ちょこちょこ”の出し方が難しいので、現場で監督と永瀬くんと話し合いながら方向性を決めていくことが多いです」

―― 撮影現場の雰囲気は?

「久万監督は僕たちの意見をすごく聞いてくれるので、僕も意見を言いやすいですし、有難い環境です。現場では一回も怒っている人を見たことがなくて、それが僕的にはうれしいです。やっぱり怒られたくないので(笑)。永瀬くんとはKing & PrinceのCDデビューの時期にずっと撮影をしていたので、合間にはデビュー曲のサビの振付を教えてもらったりしました(笑)。撮影が終わるまでにはサビを全部覚えたいですね」

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―― この日は、原作の高里椎奈さん、コミカライズの音中さわきさんが撮影現場を訪れ、キャスト陣と初対面。お二人とはどのような話をしましたか?

「有難いことに、衣更月に見えると言われてすごくうれしかったです。一安心しました」

―― 最後に作品を楽しみにしている方へ自身の見どころやメッセージをお願いします。

「基本クールな役なんですけど、その中での感情の出し方は久万監督と何度も話し合いながら演じたのでぜひ注目してほしいです。花頴と衣更月が成長していく部分に何か感じてもらえるものがあるとうれしいです」


【撮影現場レポート】
この日は、名門・烏丸家27代目当主の烏丸花穎(からすま・かえい)を演じる永瀬廉さん、烏丸家の新執事・衣更月蒼馬(きさらぎ・そうま)を演じる清原が参加。スタジオ内に作られた烏丸家のセットで、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーへ出席するための衣装を決める、後にキーポイントとなる重要なシーンの撮影。
清原と永瀬さんは、セッティング中に動きについて相談するなど真剣な表情を見せるだけでなく、合間には永瀬さんが所属するKing & Princeのデビュー曲の振りを一緒に踊るなど、和やかなシーンも見られた。

Photo:塚田良平

インフォメーション

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(C)2019「うちの執事が言うことには」製作委員会

MOVIE

『うちの執事が言うことには』

2019年5月17日(金)公開


日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎(永瀬廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。
突然、引退を宣言した先代当主の父は行方がわからず、急ぎ留学先から戻り、朝目覚めると、そこにいたのは仏頂面の新しい執事・衣更月蒼馬(清原翔)だった。
父が残した発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主と新米執事との間は、気が合わないどころか一触即発!?
そんな中、花穎は招待された芽雛川家のパーティーで、事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして起業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?
次々と起こる不可解な出来事…烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる―。

▼公式サイト
http://www.uchinoshitsuji.com/

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