「生放送の緊張感を毎回感じています。天気を伝えるので直前に台本が変わることが多く、事前台本はそれを前提で読み込むようにしています。特に「今日はどの地域で雨が降りやすくて、どこの地域が危ないのか」、「黄砂でどの地域が影響を受けるか」などを注意するようにしています。生放送がだんだん楽しくなってきて、リアルタイムに台本が変わるハラハラ感にも少しずつ慣れてきました。やりがいがあるのは天気コーナーの最後の部分に恐れ多くも自分の考えた言葉で話すこと。「川津くんが考えていいよ」と言っていただいているので、例えば「紫外線対策をしっかりしましょう」とか「洗濯は何日がおすすめです」などの一言を加えているのですが、自分の声で届けられることが嬉しいです。考える機会をいただけることがありがたいですし、天気についてより敏感にもなって、普段生活していても肌の感覚を気にするようになりました」
「もともと興味はありましたが、家族や周りの人から難しい資格と聞いていたので、勇気がありませんでした。でも今回お仕事できっかけを頂いて、ついに“挑戦しよう”と覚悟を決めました。僕は常に肌や喉の状態を意識して生活しているので室内環境を操る家電をたくさん持っています。日常生活に天気や湿度が密接すぎて、なお一層勉強しようと思いました」
「元々優秀なほうではないので難しいです(笑)。でもこの歳になると意外に冷静で「こうだからこうなる」と理論的に理解できて、キャスターで学んだことが活かされているのかなと。キャスターの仕事は自分で理解していないと人に伝えられないんです。最近は毎週課題が出るようになったんですけど、タレントとして無回答では出せないという僕の意地もあるので、難しい問題も果敢に挑戦できています。昨日は課題に正解したので、いまはちょっとポジティブな気分になっています(笑)」
「天気図を読み解く力と雲の動きを理解することです。今勉強しているほとんどは、雲の動きについてなんです。雲がどうやってできるのか、空気中の水分がなぜ上空に上がったら凝結して目に見えるようになるか。そこに数式が出てくるイメージです。実は身近なものも雲の動きに密接していて、例えば、お風呂は気象の条件が全て揃っています。湯面が海で、外気にさらされて白く見える蒸気が雲で。味噌汁の対流も雲の動きとリンクしていて、気象って生活の中ですごく身近にあるんです。ゆくゆくは雲の動きを見ただけで、自分で天気を予測できる“観天望気”ができるようになりたいです。海面上昇が雲の発生に繋がるので、地球温暖化やSDGsなどの環境問題にも向き合っていくことも大切だと考えています」
「そうですね、ハマリやすいタイプです。逆に興味がないものはパッタリやめてしまうこともあって飽きっぽい一面もあるんですが、好きなものには熱中します。ピアノを23年続けていて、自分でも“やりすぎだろ”って思っているくらいです。絶対音感を持っていて、BGMが流れていると人の声よりBGMの方に耳が反応してしまいます。今は時々ピアノを弾くくらいなので大丈夫ですけど、コンクールが近かった時は1日8時間近く練習をしていたので、人の話を集中しないと聞けない、音楽を流していると眠れないなど色々大変な部分も多かったです。カラオケも好きなんですが、先に歌詞を音に当てることに集中するので、歌詞の内容を理解するのが難しいです。そういったこともあり、人前で歌うのが苦手だったので、去年からボイトレに通っています。他にも今はヨガと家庭菜園と料理に興味があって、香りが好きなハーブを育てています。でも気象予報士の勉強を始めたので、趣味は二の次にするようにしています」
「心のゆとりを持てるので、音楽に関わる仕事をしてみたいです。小学生の時に『題名のない音楽会』の観覧に当たったことがあって、すごく感動したことを覚えています。人生の中で一度はピアノ協奏曲をやりたいなと思っています。僕のピアノ練習法は独特で、目を瞑って練習して鍵盤の位置を感覚で覚えたり、録音してCDにしたものを「売れますか?」と自分に問いかけたり。3食食べることも唾を飲むのも忘れて練習していたことや、8時間くらい練習して疲れてそのまま椅子の背もたれに仰向けになって寝たことがあります(笑)」
「数年前に日比谷の占い師さんに占っていただいたことあって、その時に“2021年に開運します” と言われて、その言葉を頼りに頑張っていたので色々叶うのはすごく嬉しいです。あとシウマさんの携帯電話の下四桁占いで、僕の番号が“エンターテイメント性”がある番号のようで。実は前の携帯も同じ番号なので、無意識にそれを引き寄せたことが嬉しいなと思います」
「『王様のブランチ』は最近ようやくいい緊張感を持って喋ることができるようになってきたので、もう少し楽しめるようになって“川津っていいよな”と思われるようになりたいです。気象予報は難しい分野ですが、縁あってお天気キャスターの仕事をさせていただけたので、しっかり理解して“気象って楽しいんだよ”、“雲ってこうやってできるんだよ”って自分なりの言葉で伝えられるようになりたいです。それがキャスターとして使命だと思っています。キャスターとしてもタレントとしても自分の面白い部分や人と違う部分をたくさん出していきたいですし、受け入れてもらえる人が増えると嬉しいです」
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