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転校生の有馬隼人と、有馬を想い続ける篠原つかさが繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描く、映画『胸が鳴るのは君のせい』。つかさの親友・酒井みどりを演じた河村花に撮影エピソードや作品のみどころについて語ってもらった。

恋をしていてもしていなくても、寄り添ってもらえる映画だと思います

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―― 原作は累計発行部数250万部を突破する大人気コミック『胸が鳴るのは君のせい』。作品を読んだ感想は。

「普段は少年漫画を読むことが多くて、今まで少女漫画をあまり読む機会がなかったんですが、こんなに心の中にある感情を繊細に描く漫画があるんだなとハマりました。台本では原作の中で私が注目していた部分が描かれていました。キュンキュンしますね」

―― 河村が演じる酒井みどりは主人公の有馬とつかさのクラスメイト。元気で友達想い、恋に迷っているつかさの背中を押してあげる良き理解者。河村のイメージに近いと感じたが、実際には…。

「元々、別の役でオーディションを受けたんですけど、その時にいただいた台本を読んだら、クラス内での立ち位置や明るいところとなど、みどりと共通点が多くて“いいな”と思っていたんです。オーディションの後に「みどりの役になりました」と聞いて、ちょっと納得したというか、自分にぴったりだなと思いました!嬉しくて撮影前からやる気満々でした(笑)。原作にはみどりの役についてあまり多く書かれていなかったので、役作りも自由にさせていただいたのですが、最初に監督から『高校生の繊細な感情を映画では見せたいので大事にしてほしい』と言われたので、そこは大事に演じたいと思いました。私自身は友達から相談されることが多いけど恋愛の相談はされないので、みどりが羨ましかったです(笑)」

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―― 撮影前に役を作り込んだのではなく、現場で共演者の方と一緒に時間を過ごしながら自然とみどりができていったという。

「最初から主演の浮所(飛貴)さんや白石(聖)さんを中心に、キャストみんなが本当に仲が良くて休憩中もずっと楽しくて。役作りをして本番に入ったと言うより現場にいた時にずっとみどりのままでいられたので、休憩中のそのままの雰囲気でカメラの前に立てた感じです。現場でどんどんみどりが出来ていきました」

―― つかさ役の白石さんとのシーンが多く、劇中ではつかさとみどりの仲の良さが描かれているが、撮影現場での雰囲気はどうだったのか聞くと。

「箭内(夢菜)さんや原(菜乃華)さんも含めて女の子たちのキャラが良くて個性があるので私が気になって声をかけたのもあったけど、撮影が始まってたくさん話をして距離が縮まった感じです。現場に入る前は緊張したけど、みどりとつかさの関係が作れたのも白石さんが接しやすい雰囲気を作ってくださったからですね。何気ない会話で盛り上がったんですけど、一番盛り上がったのは有馬が走るシーンを撮る時に走る話題になって二人とも「(私たちって)ゴリラみたいな走り方だよね」って。すごく楽しかったです」

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―― 劇中にはオリエンテーションキャンプや海、文化祭など学生生活の青春の詰まったシーンが多く登場するが、撮影現場の様子とはー。

「もう1回高校生をやったというより、良い想い出が上書きされた感じです。撮影期間は1ヶ月くらいだったんですけど、本当に“これが自分の高校生活だったんじゃないか”と思うくらい濃かったですね。どのシーンも楽しかったけど、特に文化祭のシーンは仮装をして、『一緒に写真撮ろうよ』ってみんなで盛り上がりました」

―― 物語終盤の重要なポイントとなるあるシーンは天候によって撮影ができず、急遽台本が書き換えられたそう。

「天候が回復することを願って、ギリギリまで他のシーンを撮影しながら待っていたんですけど、どうしても回復しなくて。急遽、荒天用に用意された台本で撮影することになったんです。最初の設定といろんなことが変わってしまったからこそ、頑張らないといけないと思ってみんなで団結しました。元々の話も素敵なシーンでしたが、変更になったシーンはさらにしっくり感じました。完成した作品を見た時にあのハプニングがあったからこそ描けた素敵なシーンになったなと思いました。どのシーンかは作品を見てチェックして欲しいです」

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―― 『胸が鳴るのは君のせい』に出演して、自分の中で何か変わったことがあるか聞いてみると。

「今までは大人の方と共演することが多かったので、同世代の方と演技をすることがあまりなかったんですけど、今回間近で役に対する思いや仕事に対する態度を見られて本当に学ぶことが多かったです。みどりは今まで演じてきた中でも自分に一番近い役だったので、弾けられました(笑)。シーンを撮り終わった後に監督さんたちに「よかったよ、本当にみどりみたい」って言っていただけたことが嬉しかったですね。等身大の役を演じられたのが楽しかったので、今後は自然に近いところで育ったさらに自分に近い役に挑戦してみたい!」

―― 最後に作品の見どころについて聞いた。

「高校生の日常が描かれているので、大人の方が見ると“こういうことあったな”と思い出すことができると思うし、同世代で恋をしている人は背中を押してもらえると思います。“恋”と“友情”と“心のモヤモヤ”が描かれているので、きっと登場人物の中に自分に当てはまる人が1人はいて、恋をしていてもしていなくても、寄り添ってもらえる作品だと思います。みどりとしてはつかさを見る目に注目してほしい。普段は明るく元気に見えるのに、友達が迷った時に絶対裏切らない存在で、きっとつかさも勇気づけられたと思うんです。そういうところを意識して演じたので、ぜひ見て欲しいです」


インフォメーション

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(C)2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会

MOVIE

『胸が鳴るのは君のせい』

6月4日(金)公開


クールでマイペースな有馬隼人と、何事にも一生懸命な篠原つかさ。有馬が転校してきてから、あっという間に“親友”のように仲良くなり、周りからも絶対両想いと背中を押され、つかさは意を決して有馬に告白をするも振られてしまう。告白を後悔するつかさだったが、変わらず優しく接してくれる有馬を、一途に思い続けると決意。そして高校生活最後の年、2人の関係に少しずつ変化が生まれていく。

▼公式サイト
https://munekimi-movie.com/


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