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4月1日(木)放送スタートのドラマ『カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~』。本作は人気少女漫画『ジェンダーレス男子に愛されています。』の実写ドラマ版となる。「女性と見まがう美しい見た目の持ち主」で、メイクも完璧なファッションショップ店員・相馬周(めぐる)を演じるのは、人気急上昇中の板垣李光人だ。自身も日頃からジェンダーについて考えることがあると話す板垣に、本作へ込めた想いを聞いてきた。

「自分ももっと自由に生きていこう」と思ってもらえるキッカケになれたら

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―― 最初に、原作漫画を読んだ印象を聞いた。

「僕の中では少女漫画って恋愛をする過程で何かしら問題が起きてハラハラするものというイメージがあったのですが、この作品はとにかく平和なんですよね。そういう部分がすごく新鮮だし、素敵だなと思いました。さらに、ジェンダーについては世間ではいろいろと議題にあがっていますが、本作は問題提起という重たい感じにはなりすぎず、あくまでも周がメイクやファッションを楽しんでいて、そしてそんな周が、吉川愛さん演じる和子(わこ)とのやりとりの中で、古くからあるジェンダーの概念や、そこから押し付けられる社会的な女性の役割、男性の役割みたいなものに対して、自然と疑問を持っているんです。だから、今の時代に出すドラマとして、とても意味のある作品だと思いました」

―― 今回、板垣が演じるのはメイクもファッションも完璧なショップ店員・相馬周。今の時代ならではの役柄となるが、周という人物をどう捉えていったのだろうか。

「周は普段からメイク、ファッションを楽しんでいます。そんな周に、このままの自分でいいんだと自信を持たせ、世界を開いてくれたのが和子ちゃんなんです。そんな和子ちゃんに対する思いや、自分の好きなことに対する思い、そこへの真っ直ぐな気持ちというのが周を形成している核の部分になっているなと感じました。メイクやファッションを楽しんでいる部分もそうだし、ジェンダーへの考え方についても、僕が日頃から考えていることとほとんど同じだったので、キャラクターとしてはとても捉えやすかったです」

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―― 演じる上で事前に準備したことは?

「あまりないです。和子ちゃんへの恋愛感情の部分は、台本を読みながら紐解いていく作業はありますが、それ以外では本当に自然体で演じています。周が言っているセリフって、もともと自分が考えていたことだったりするので、変に作り込みすぎず、自分のそのままの気持ちで伝えていけたらいいなと。そんなふうに、自分が感じていたこと、考えていたことを、役を通して伝えられるというのはすごく貴重なことだと思っています」

―― 作中で周にとって和子は、「このままの自分でいいんだ」と思えるようになったキッカケの人として描かれている。板垣にとってそのような存在はいるのかと聞くと、同じ事務所の森川葵の名前をあげた。

「森川さんとは、2017年放送のドラマ『先に生まれただけの僕』で共演させていただきました。これはあとから聞いた話なんですけど、生徒役が何十人といる中で、森川さんが僕のことを見つけてくれていて、気にかけてくださっていたそうで。その後、森川さんから「李光人のメイクやファッションがすごく好きだから、これからも李光人ワールドを楽しみにしているね」と言っていただけて。その言葉を聞いたときは、僕もこのままでいいんだなと思えました。ただ、ちゃんとお会いしてしっかりとお話したことはまだないので、いつかゆっくりお話できる機会ができたらいいなと思っています」

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―― 板垣にとって本作はドラマ初主演作となるが、これまで数々の作品に出演してきた中で、主演として特に印象に残っている俳優はいるのだろうか。

「最近の作品になりますけど、ドラマ『ここは今から倫理です。』で共演させていただいた、山田裕貴さんは印象に残っています。撮影現場は真冬ということもあり、つねに換気もしていたのですごく寒かったんです。そんな中で、山田さんが「お弁当が冷たくなってしまうから」と、電子レンジを4台ぐらい差し入れしてくれました。それにはすごく驚きましたけど(笑)、山田さんの優しさを感じました。あと、作品自体も重めのテーマだったんですが、山田さんの素のときの太陽のような雰囲気が現場の士気をあげていて、すごくいいバランスで撮影ができていたんです。だからそういうところを見ていて、すごい方だなと思いました。本作では主演をやらせていただきますが、僕は性格的にもそんなに自分が引っ張っていくぞと思うタイプではなく、作品はあくまでも全員で作っていくものという意識があるので、あまり主演だからこうしなきゃとは思い込まずに、肩の力を抜いてやっていけたらと思っています。10代のうちに主演をやらせていただけたのはすごくありがたいことですし、貴重な経験をさせていただいているなと感じながら、撮影に挑んでいます」

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―― 最後に、本作をどのような気持ちを抱えている人達に届けていきたいかを聞いた。

「年齢世代問わず、たくさんの方に観ていただきたいですが、特に10代、20代ぐらいの学生の方たちに観てもらいたいです。自由に正直に、自分らしく生きている周の姿を観てもらって「なんかいいな、自分ももっと自由に生きていこう」と思ってもらえたらと。人それぞれいろいろな見方、感じ方はあると思うし、それこそ男性、女性、年齢によっても変わってくると思いますが、これから社会に出る人達にはこういうことがあるんだと知ってもらうキッカケにもなるだろうし、共感していただけるんじゃないかなと思います。たくさんの人に観ていただいて、何かを感じていただけたら嬉しいです」


Writing:makie enomoto/Styling:Erika Abe/Hair&Make-up:KATO(TRON)

インフォメーション

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(C)読売テレビ

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プラチナイト モクドラF『カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~』

4月1日(木)スタート
毎週木曜23:59~
読売テレビ・日本テレビ系


美しいものが大好きだけど、仕事に夢中になるあまり自分自身のおしゃれは二の次になっている漫画誌の編集者・町田和子(わこ)。そんな彼女が出会うのは、メイクも完璧なファッションショップ店員・相馬周(めぐる)。周は和子のことがずっと好きだったと言い、2人はお試しで付き合うことに…初々しい2人の恋は、どのように進んでいくのか!?

▼公式サイト
https://www.ytv.co.jp/colorfulovele/



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