「特にコンセプトが最初にあったというわけではありませんでした。制作時期はシングルの『マネキン』を作った後くらい。過去のストック曲もたくさんあったので、自然と『せっかくだし、じゃあアルバムを作ろうか』とメンバーで話し合っていく中でスタートしていった感じです。コンセプトがなかった分、ある意味で自由でもあり、アルバムの中に入っている曲は結成当初に作っていたものから、最近作ったものまで幅広く入っています。最後までどんな風にまとまるのかなぁ…とぼんやり思っていました」
「曲にたくさん想いを込めたのであえてアルバムタイトルにはあまり意味を持たせ過ぎない感じにしたいと思いました。『スポットライト』とつけた後に意味としてイメージ出来たのは、少しの間休ませていただいたりしていたのでまた改めてこのバンドメンバーと一緒にステージに出ていく感じが“スポットライトの下に出ていくイメージ”と重なったんです。あと曲によっても、『産声』という曲だと子供達への想いへスポットライトを当てるという意味や、『コーヒー』という曲だと音楽にスポットライトを当てるという意味にもとれるといいなと思いました。タイトルや歌詞もそうですが、難しい言葉ではなく、自分が耳にしたとき、口にしたときにしっくりくる言葉を選ぼうと思って選んでいます。なにか違うな、と感じたものは聞いてくださる人にも違和感があるかもしれないですし」
「ほぼリラックスしていますね。信頼しているメンバーですし、あまりこのメンバーでピリピリしているのは感じたことがないように思います。あまり言葉にしなくてもきちんと伝わっていく所もあったので、お互いに気になる所を良くしていこうという分担が出来ていたように感じます。苦労した点をあえていうなら、歌詞を書くときに最新の状況で書きたいと思って書いていったら、最後の方は言葉が出てこなくなってしまった!ということはありました」
「『産声』という曲はアルバムを作り出した時やその前から、背伸びしないありのままの気持ちを曲にしたものを一曲必ず入れたいと思っていました。でも、メンバーそれぞれで核と思っている曲は違うかもしれません」
「ライブは皆に会える唯一の場所。そして、メンバーと楽しく音を出せる場所というイメージです。このメンバーだと型にはまらないので、何が起きるのかわからないドキドキ感を味わえたりもします。その雰囲気をそれぞれの楽しみ方で楽しんでもらえたらと思います。こちらもコンセプトとか難しいことはなくて、ただ来てくださった方々が最後に少しでも笑顔になってもらえたらそれが一番幸せなこと。いつもそういうライブをしていきたいと思っています」
「ステージに自分だけではなく、メンバーがいてくれるのは心の支えになってます。そして、何が起きるかわからないスリルを味わえます(笑)」
「応援してくださっているファンの皆様への感謝の気持ち、メンバーと演奏する時の喜びとワクワク感、そしてお世話になっている全ての方への感謝の気持ちがすべてなんです。音楽に救われたり、楽しい気持ちになったり、シンプルですがそんな気持ちを大事にしていきたい。そして、最高のメンバーに出会えた事こそが魅力だと思っています。この時間を大切に楽しんでいきたいです」
「3年半ぶりという事で本当に待ってくださって、ありがとうございます。どんな風に聴いていただけるのかドキドキではありますが、皆様にとってこのアルバムが良いエネルギーを与えられるような存在になってくれたら嬉しいです」
Writing:長嶺葉月
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